Harry Potter and the Forbidden Journey
2月の話になるけれど、10年ぶりにUSJに行ってきた。
目的はもちろん、The Wizarding World of Harry Potter。
ファンタビ2作目の公開からハリポタ熱が再燃し、今一番行きたかった場所。
がっかりしたくないのであまり期待しないようにしていたけど、そこには本物のホグズミードの光景が広がっていた。
ゆっくり町並みを楽しみたい気持ちを抑えながら、エクスプレスチケットを購入していたので時間ぴったりにHarry Potter and the Forbidden Journeyの入場口へ。
足元が見えないくらい薄暗いホグワーツ城に入ると、校長室や闇に対する防衛術の教室、グリフィンドールの談話室などを通り抜けて「必要の部屋」を目指す。
肖像画はもちろん動くし、セットは映画に忠実で、透明マントに隠れるハリー、ロン、ハーマイオニーの会話も楽しめる。
アトラクションの所要時間は5分と短いが、最新技術でメガネやゴーグルなしでリアルな魔法の世界を体験することができる。
乗客は空飛ぶ椅子で、箒に乗ったハリーを追いかけながらホグワーツを駆け抜ける。
ロンもクィディッチのユニフォームを着ているので、時系列としては6作目の「謎のプリンス」らしい。
とにかく感動するのは、空を飛んでいる感覚のリアルさ。
こどもの頃から何度も読み、想像し、映画を観て興奮したあの感覚を生で体感することができる。
途中でクィディッチの試合にも乱入し、スニッチを追いかけるシーンまで再現されている。
謎プリでは試合シーンのないマルフォイが出てくるのもめちゃくちゃ嬉しい。
最後、湖の上から見上げたホグワーツ城は壮観の眺めで、思わず涙が出てしまった。
またハリーと空を飛べるなら、何度でも行きたいと思ってしまう。
アトラクションのあと、オリバンダーの店に行った。
一度どんな流れなのか見れれば……と思って入ったが、いきなり1回目で杖の番人に魔力を見込まれ、指名されてしまった。
スタッフさんの話だと、杖を手に入れるために何度も並んでチャレンジする人も多いのだとか。
2回目、3回目の体験で当てられたなら、断ってしまったかもしれないが、初めての訪問でとなると、オタクとしては運命を感じざるを得ない。
しっかり4900円をお支払し、ブドウの木、ユニコーンの鬣の杖を購入した。
私が選んだのではなく、杖が私を選んだことは強調したい。
あの杖の番人、魔力よりオタク力を見出だす天才に違いない。
関東住みだけど、任天堂エリアができたら年パス購入を真面目に検討しようと思う。