ひとりごと

思ったこと考えたことあれこれ。

2019.12.31

5×20のMV集を買ってから嵐のことをずっと文章にまとめたいと思っていたんだけど、10月のYouTube解禁からニュースが多すぎて気持ちがとっちらかったまま、新年を迎えようとしている。このままではいろんな感想が嵐の勢いに流れてしまいそうなので、ここらでいろいろな雑感をまとめてみた。以下の3本立て。完全に自己満足です。

 

・5×20MV集 雑感
・My bestシングル&パフォーマンスランキング
・活動休止に向けて


●5×20MV集 雑感
改めて感じたけど、嵐の最大の魅力はやっぱりユニゾンの綺麗さだと思う。これは結成時のメインボーカル大野さんの声にメンバーが寄せていった結果だろうけど、さらに言えば大野さん一人じゃなく、ラップの翔さんとの2トップという形がデビュー曲から確立されていて、はじめからセンターが存在しなかった、というのがとても大きい。メインボーカルがすごくいい意味で「目立たない」ユニゾンの綺麗さ。
嵐においてセンターがいない、というのは、メンバー全員がセンターになれる力量があるのは勿論だけど、それ以上にセンターを邪魔しないパフォーマンスができる背景力の高さの裏返しだと思っている。アイドルという目立ってなんぼの仕事をしながら、ここまでの統一感を出せる嵐は、やっぱり稀有な存在だ。


●My bestシングル&パフォーマンスランキング
サブスク解禁してからシングル曲を病気のように聞きまくっている。もともとシングルよりコンセプトのしっかりしたアルバム曲が大好きなんだけど、シングル曲のプレイリストを作っているうちに、自分の中でのランキングが気になりはじめた。しかし、曲だけでランキングつけるのが難しすぎたので、お気に入りのパフォーマンス込みで5位までランク付けしてみました。あくまで暫定で、順位は気分で変わります。

 

1位 Step and Go/ARASHI BLAST in Hawaii
夕焼け空の美しさと寂しさが、卒業を思わせる曲にマッチしてとても綺麗。歌詞通り「愛しさ溢れて光キラリ」と輝く大野さんの歌声が、空に溶けていく様で頭から離れない。

 

2位 Believe/THE MUSIC DAY(2017.7.2放送)
普段疲れた様子をあんまり見せない翔さんだけど、長時間の生放送で疲れていたのかラップの出だしが珍しく不安定でちょっとびっくりした。「頭上に悠然とはためく~」からはしっかり持ち直して、その時の目力の強さが印象的だったんだけど、今思えば彼の中でいろんな感情が巡っていたんだろうな。最後の最後で笑う翔さんも最高だった。活動休止の発表を聞いて一番最初に思い出したパフォーマンス。

 

3位 truth/MV
完全に「魔王」案件。限りなく成瀬領に近い大野智(28)を映像として後世に残してくれてありがとう。このMVを見るたびに、大野さんに対する気持ちの重力が増す。ブラックホールになるのも時間の問題。

 

4位 Endless Game/ドラマ「家族ゲーム」エンディング
ちょうど嵐を勉強し始めた頃に放送していたのが家族ゲーム。パフォーマンスももちろんよいのだけど、楽曲だけでも十分好き。EDで流れた風変わりで攻めてる曲調そのものが、当時の自分には衝撃的だった。「今の嵐ってこういう曲歌ってるんだ」という、彼らを好きになる一発目のフック。

 

5位 Sakura/MUSIC STATION (2015.2.20放送)
初披露となったMステでのパフォーマンス。嵐の代名詞(と私が勝手に思っている)、展開の早いフォーメーションダンスが印象的なHIDALIさんの振付。嵐の振付では一番好きかもしれない。黒い衣装に「吹雪」というより「雪崩」な桜がよく映える。

 

とりあえず、トップ5はこんなところ。ちなみに6位以下は下記の通り。大野さんへの偏りが強めなラインナップ。

 

6位 Face Down
MV、踊ってないのに異様にかっこよすぎてびびった。

 

7位 つなぐ
大野さんらしい振付。Sakuraの次に好きかも。間奏の5人で円になるところと、ラップで一人ずつ加わってからの大野さんが最高。

 

8位 I'll be there
アレンジがとにかく良い。冒頭のピアノからインパクトのあるブラスへの切り替えがかっこいい。

 

9位 誰も知らない
10位 Monster
大野担としてはこの2曲は外せない。

 

嵐は曲数が多すぎるので、他にも好きな曲は山ほどあるし、順位も変わりますが、2019年12月31日現在のランキングと言うことで。
以上、シングル曲ランキングでした。


●活動休止に向けて
今日が12月31日ということは、嵐の活動休止まで丸1年ということで。1年後には「嵐」として活動する姿が見れなくなってしまうと思うと、やっぱり不安な気持ちが拭えない。
ただ、1月の会見の後は「残り2年」を終活のために費やさなきゃいけないと思っていたけど、嵐はそれをきっぱりと否定した。

SNSやらドキュメンタリーやらリプロダクトやら、今の嵐がやっていること、やろうとしていることはファンに「求められて」やったものではなく、純粋に嵐が「やりたくて」進めているものだ。
私も、アイドルとはファンに求められていることをやるちょっと受け身とも言えるような職業だと昔は思っていた。
だけど、嵐はその定義に収まりきる器じゃなかった。
嵐自身が「嵐」でいること、「嵐」になることに一番自覚的で、だからこそ尖った曲もやるし、新しいことにもどんどん挑戦していける。
A-RA-SHI:Rebornを聞いて、彼らは嵐として人に「夢を与える」というよりは、嵐という「夢」そのものになろうとしているんだなと気づいた。
メンバー5人が、誰よりも「嵐」の可能性を信じているんだから、かっこよくない訳がない。

5×20オーラスでの演説のような翔さんの言葉に、私は覚悟を決めさせられた。「言葉」だけであんなに心を揺さぶられたのは、はじめての経験だったかもしれない。たまに涙は出るかもしれないけど、それでも歯を食いしばってもついていかなきゃいけない。「私」がいなきゃ、「まだ見ぬ世界」にたどり着けないから。

嵐の歌詞には「笑って泣いて」という表現が多いように思う。泣くことを否定せず、悲しみにもちゃんと向き合える嵐が私は好きだ。
だから、私も1年後に後悔しないよう、しっかり嵐に向き合いたいと思う。